同窓生の専門書発刊のお知らせ|佐世保高専同窓会

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同窓生の専門書発刊のお知らせ

同窓会会員各位

同窓生の専門書発刊のお知らせ

2025.3.15

会員の皆さまへ
このほど1期生電気工学科の持永芳文様が「電気鉄道技術」に関する専門書の第2版を発刊されます。

これは同窓会としてたいへん喜ばしいことで有り、光栄な出来事です。

電気鉄道と申しましても古くからある技術に加え、昨今の電車、新幹線、そして海外の鉄道での日本製電車の活躍など古くからの技術の蓄積に加え、最先端の技術の開発とその適用と非常にダイナミックな分野でも有り、尚かつ日常的に多くの方が利用する大切なインフラでもあります。

こうした内容を盛り込んだ最新の技術を佐世保高専のOBが支えてこられたことに敬意を表すると共に、その技術の継承に取り組んでおられることを誇りに思える内容です。

是非とも電気関係や鉄道分野の関係者、そしてそれらに関心のある高専生や若き技術者に広くお読みいただきたく推薦をいたします。

佐世保高専同窓会 会長 友廣啓二

 

オーム社「電気鉄道技術入門 第2版」のご案内

第1期(1967年卒) 電気工学科 持永芳文

   拝啓
この度、オーム社から自身の経験も踏まえて、改訂新版「電気鉄道技術入門 第2版」を2025年3月に発行いたしました、1期生の持永です。図書案内の前に自己紹介をさせて頂きます。
 早いもので1967年3月の卒業から58年が経ちました。小生の頃は1期生ということもあり、就職事情はある意味では厳しかったのですが、お陰様で国鉄に就職出来て、希望した電力の仕事に就くことができました。
 最初は博多電力区に配属されましたが、幾つかの職場を経て、1977年に国立(くにたち)の鉄道技術研究所へ転勤しました。
そのころ、国鉄では交流電気鉄道が延伸する最中で、九州の長崎線電化をはじめとして在来線の電化や、東北・上越新幹線の開業などがあり、主として新幹線の電力供給に関する研究・開発に携わりました。このなかで自身が担当した研究成果を論文にまとめて、東京理科大学に提出して、1994年に博士(工学)の学位を授与されました。
 鉄道総合技術研究所を退職してからも鉄道の電力関係の仕事に従事しており、暫くした2006年に、オーム社から雑誌「電気と工事」に1年にわたり鉄道技術の連載を依頼されました。鉄道は総合技術であり、主に鉄道総研の各分野の専門家にお願いして連載し、好評で、さらに2008年に単行本として小生が編著者でまとめて発行しました。
その後、2018年にこれまでの功績で電気学会からフェローの称号を頂きました。このとき72才であり、思わない出来事でした。
 本書は、初版から約15年が経過して、内容が陳腐化したり、電車の高速化や、ICT技術の進歩、脱炭素化などの省エネ技術が進歩しており、改訂版として見直しを行いました。
 電気鉄道とは電気(モータ)を動力として動く鉄道のことであり、線路や構造物などの施設、車両の台車や駆動系などの機械、列車の安全運行を管理する信号や制御技術、駅の券売機や自動改札機などの機械、その他の各分野の技術を結集した総合技術です。また、鉄道の95%は電車を利用されるお客様です。
本書は、西九州新幹線を始め、国鉄色の485系かもめ、783系ハイパーサルーン、最近のYC1系蓄電池車両など長崎や佐世保に関する車両の写真や簡単な説明も掲載しております。皆様にも鉄道を身近に感じて頂いて、今回出版します「電気鉄道技術入門 第2版」に目を通して頂ければ幸いです。
本書は、1冊(税込み)3740円で、オーム社直販で1割引きの3366円(税込み)になりますが、1冊の場合は送料が必要ですので、ご注意下さい。
 最後に、皆様のご活躍と、高専生としての誇りとネットワーク作りを祈念します。

敬具

刊行のことば 2025-03-05_143908
電気鉄道技術入門・第二版・ご案内20250326発行