佐世保高専同窓会

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「高専は地球を救う」本の出版

2024年3月4日
佐世保高専同窓会
東京支部長 加椎玲二

「高専は地球を救う」本の出版

 

本日3月4日から掲題の本を出版し、全国の書店にて販売を開始します。

この本は近年に始まった高専の「社会実装教育」とは何かを解き、高専の魅力を全国の子を持つご両親へ伝え、合せて社会人のマネジメントへの応用も解説します。

20240304

この本の章立ては以下の様になっています。
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はじめに

第1部 理系少年少女の子供さんのご両親へ

第1章 迫り来る社会的課題
第2章 高専教育Ⅰ -比類なき教育システム-
第3章 高専教育Ⅱ -すごすぎる教育研究の高度化-
第4章 高専生の「社会実装教育」とは
第5章 アントレプレナーシップを育成する仕組み
第6章 社会的課題を解決していく事例

第2部 技術者の方へ、「マネジメントとは」

第7章 会社など組織社会でもますます重要性を増すアントレプレナーシップ
第8章 社会実装の本質

第3部 高専の最近の話題など

第9章 高専教育の展望
第10章 余談
おわりに
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この本を購入いただくターゲット層とその目的は以下の様になります。

  • 理系の少年少⼥の親御さん
  •  ⾼校受験の選択肢の前で悩める親御さんに対し、受験戦争とは距離を置く⾼専の教育制度を知っていただくことにより、新たな選択肢を⾒出していただける。

  • ⼩中学校の進路指導関係教職員
  •  在校する理系の少年少⼥の可能性や能⼒の引き出しを⾼専という学校種に求められ、本⼈や親御さんに⾼専を推薦するベースとなる知識を持つことが出来る。

  • ⾼専⽣
  •  在校する⾼専⽣にとっては卒業後の「起業のノウハウ」や「組織社会でのマネジメント」の本質を本書を通じて概要として⾝につけることが出来る。

  • ⾼専の教職員
  •  これから全国⾼専で本格化する「社会実装教育」の内容を体系として⾔語化していく上で参考になる本で有り、かつ起業家や組織社会のマネジメントのノウハウを卒業を控える学⽣に伝える参考書となる。

  • ⼀般社会⼈
  •  (個⼈起業家や組織社会の)社会⼈は⽇常のあらゆる出来事に対処するために働いているが、これは「問題解決」であったり「課題解決」であることが多い。その場合この本を読むことで、社会実装の各能⼒を知り、⾝につけて効率よくかつ効果的に業務完遂することにより「問題・課題解決」ができる。

    著作自体は私こと加椎自身が2年ほどの調査研究の上に記述し、確認として高専関係者、一般の方の査読者グループを設け情報の正確性チェック、分かりやすい表現に務めると同時に佐世保高専出身のイラストレーターの方に柔らかいイラストを随所に設けて読みやすさと本としての完成度を高めました。

    是非とも多くの方々に手に取っていただければと思います。